こんにちは!いっとっ~こです。
我が家は家族4人でキャンプへ行くとき、90系ノアの3列目を左右とも跳ね上げて荷室を使っています。
ノアに乗り換えると、以前より荷物を載せやすくなりました。ところが、荷室が広くなったからといって、積載の悩みが全部なくなったわけではありません。
むしろ今も困っているのが、走行中の荷崩れです。
荷物がたくさん入るぶん、「まだ載る」と上へ重ねてしまいがちです。カーブを曲がったときに後ろからゴトッと音がすると、それだけで少し不安になります。
特に我が家のエントリー2ルーム エルフィールドは、荷室の奥に横向きで、一番上へ載せています。積みやすく、キャンプ場に着いたら最初に降ろせる一方、そのまま置くだけでは動きやすい位置でもあります。
これまでは荷物の向きや順番を変え、隙間を埋めることで崩れないようにしてきました。それでも、どうしても安定しません。固定ベルトはまだ使っていないため、この記事では「我が家でうまくいった固定方法」として紹介するのではなく、積み方だけでは解決できなかった原因を整理し、次に試す対策として検討します。
この記事では、90系ノアに家族4人分の道具を載せるときの順番と、最後に荷物を固定するまでの手順をまとめます。
この記事の要約
- 90系ノアは、3列目を跳ね上げれば4人が乗ったまま荷室を広く使える
- 重い物は低く、2列目側へ寄せる
- エルフィールドは最後に横向きで載せているが、積み方だけでは安定しない
- 柔らかい寝袋やマットは、荷物同士の隙間を埋める
- 積み終わったら「押す・揺らす・バックドアを開ける」の3点を確認する
90系ノアなら4人乗車のままキャンプ道具を積める
トヨタの公式サイトでは、3列目を跳ね上げるラゲージモードについて、「荷物をたっぷり載せても、4人座れる」と案内されています。
90系ノアの室内寸法は、トヨタの主要諸元表で長さ2,805mm・幅1,470mm・高さ1,405mmです。ただし、これは車内全体の測定値であり、3列目を跳ね上げた状態の荷室寸法ではありません。
実際に荷物を選ぶときは、カタログ上の室内幅だけを見て「載る」と判断せず、跳ね上げた3列目の張り出しや、2列目シートの位置も含めて考える必要があります。
我が家では次の状態を基本にしています。
- 1列目に大人2人
- 2列目に中学生の長男と小学生の次男
- 3列目は左右とも跳ね上げる
- 2列目は子どもの足元を圧迫しない範囲で調整する
この状態なら、家族4人が無理なく座りながら、後ろをキャンプ道具のために使えます。
ただし、3列目の跳ね上げ操作は、停車してパーキングブレーキをかけた状態で行います。シートを跳ね上げたあとは、車両側のロックへ確実に固定できているかも確認します。

我が家の積載で一番気になるのは荷崩れ
ノアは荷室が広いので、荷物が入らなくて困る場面は減りました。
一方で、幅にも高さにも余裕があるぶん、道具を積み重ねやすくなります。箱の上にバッグ、その上に寝袋、最後に長いテントを置く。出発前はきれいに収まっていても、走行中の振動やカーブで少しずつ位置がずれていきます。
荷崩れしやすかった原因を振り返ると、主に次の3つでした。
- 荷物を「入る場所」へ順番に置いていた
- 高さの違う収納ボックスを土台にしていた
- 一番上の長い荷物を固定していなかった
特にエルフィールドは、キャンプ場へ着いて早めに降ろしたいので一番上が便利です。しかし、重量のある長物を高い位置へ置く以上、置くだけで済ませないことが大切です。
ここは「積めたから完了」ではなく、「急ブレーキやカーブでも動かないところまでが積載」と考えるようになりました。
荷崩れを防ぐ積み込み手順
1. 積む前に荷物を4つへ分ける
まず、家から運び出した順に積むのをやめます。荷室の前で、道具を次の4つに分けます。
- 重くて硬い物:収納ボックス、ポータブル電源など
- 大きくて長い物:テント、テーブル、コットなど
- 柔らかい物:寝袋、衣類、ブランケットなど
- 到着後すぐに使う物:テント、グランドシート、ペグ、ハンマーなど
この分け方をしておくと、「重いのに上へ載せてしまった」「先に使うペグが一番奥にある」といった失敗が減ります。
2. 重い収納ボックスは低く、2列目側へ置く
最初に載せるのは、重くて形が変わらない物です。
収納ボックスやポータブル電源は、できるだけ床に近い位置へ置きます。さらに、バックドア側へ固めるより、2列目シート側へ寄せておく方が、バックドアを開けた瞬間に荷物が落ちる心配を減らせます。
このとき、箱の高さをなるべくそろえるのがポイントです。
高さの違う箱を並べ、その上へ長いテントやテーブルを渡すと、走行中に片側へ傾きやすくなります。完全に同じ箱でそろえる必要はありませんが、上に載せる物を面で支えられる配置を意識します。
ポータブル電源は重いだけでなく、精密機器でもあります。直射日光が当たり続ける場所や、水がかかる可能性のある場所を避け、取扱説明書に従って積載します。

3. コットやテーブルは荷室の左右へ沿わせる
次に、コットやテーブルのような細長い道具を入れます。
我が家のように3列目を左右へ跳ね上げると、荷室の両側にはシートの張り出しができます。カタログの室内幅がそのまま四角い荷室として使えるわけではありません。
そのため、長物は中央へ無理に積み上げず、左右の空いている場所や収納ボックスの脇へ沿わせます。
ただし、跳ね上げたシートのロック部分や可動部分へ無理に押し込まないようにします。現地で3列目を使う予定がなくても、シートや内装を傷める積み方は避けたいところです。
4. 寝袋や衣類で隙間を埋める
収納ボックスとコットを載せたあとには、どうしても小さな隙間が残ります。
ここで役立つのが、寝袋や衣類などの柔らかい荷物です。
柔らかいバッグを隙間へ入れると、空間を使い切れるだけでなく、硬い道具同士がぶつかるのも抑えられます。四角い箱をさらに買い足して隙間を埋めるより、今ある柔らかい荷物をクッションとして使う方が、帰りのパッキングにも対応しやすいです。
ただし、無理に押し込んでバックドアや内装へ強く当てないようにします。寝袋を圧縮しすぎると現地で戻すのも大変なので、「隙間を軽く埋める」くらいにしています。
5. エルフィールドは最後に横向きで載せる
我が家のエルフィールドは、荷室の奥に横向きで、一番上へ載せています。
5年間使ってきたテントで、雨の日でもタープを立てずにリビングスペースを確保できるため、積載が大変だからという理由だけで買い替えるつもりはありません。
横向きで一番上へ載せると、キャンプ場へ着いてすぐに取り出せます。先にテントを降ろし、設営場所を決めてから、そのほかの荷物を運べるのは便利です。
一方で、この積み方には注意点があります。
- 下の荷物に段差があるとテントが傾く
- カーブで左右へ動きやすい
- 急ブレーキ時に前方へずれる可能性がある
- 固定せずに積むと、下の荷物まで崩れることがある
一番上へ載せるなら、下の荷物で平らな面を作り、最後に固定するところまでをセットにします。
エルフィールドの積載については、別記事でランドネストシェルターとの収納サイズや重量の違いもまとめています。
内部リンク:
エルフィールドは廃盤でも手放さない|現行ランドネストシェルターとも比較


6. 積み方だけでは安定しないため固定ベルトを検討する
ここまでの積み方は、我が家が実際に行っている方法です。
重い物を下へ置き、寝袋で隙間を埋め、エルフィールドを横向きに載せる。毎回なるべく動かないように考えて積んでいますが、固定用品を使っていないため、完全には安定しません。
積み方だけでどうにかしようとすると、荷物同士を強く押し込むことになります。すると、帰りに同じ形を再現できなかったり、ひとつ取り出しただけで全体が緩んだりします。
90系ノアの取扱説明書では、ラゲージルームのデッキフックを使って荷物を固定できると案内されています。我が家のように長いテントを一番上へ載せるなら、積み方をさらに複雑にするより、カムバックル式の固定ベルトなどで左右や前後への動きを抑える方が現実的だと考えています。
ここで注意したいのは、買い物フックを固定用として使わないことです。トヨタの取扱説明書では、買い物フックに2kg以上の物を吊り下げないよう警告されています。荷物の固定には、指定されたデッキフックを使います。
ただし、これは現時点では我が家がこれから試す対策です。実際に使用した感想ではありません。
ベルトは強く締めればよいわけではありません。導入する際は、テントの収納袋やポールへ負担がかからない位置を選び、荷物が動かない範囲で締める必要があります。使用する固定用品の耐荷重と、車両側の取扱説明書も確認します。
エーモンの公式仕様では、全長約300cm、幅約25mm、耐荷重50kgです。ABS樹脂製バックルで車を傷つけにくく、引っ張って締めるカムバックル式です。現時点では未使用ですが、ノアのデッキフックを使った固定を試す候補として検討しています。
固定用品は、商品スペックだけで安全が決まるものではありません。荷物の形や固定位置に合うかを確認し、走行前と休憩時に緩みがないか見直します。

出発前に行う3つの確認
積み込みが終わったら、すぐにバックドアを閉めず、次の3つを確認します。
荷物を手で押して揺らす
収納ボックス、長物、一番上のテントをそれぞれ手で押します。
少し押しただけで左右へ動くなら、走行中はもっと動くと考えた方が安全です。我が家の場合は隙間を柔らかい荷物で埋めても安定しないため、固定用品を追加する必要があると判断しています。
バックドアを一度開閉する
荷物がバックドアへ寄りかかっていないか確認します。
特に帰りは、濡れたテントやゴミが増え、行きと同じ積み方ができない場合があります。バックドアを開けた瞬間に荷物が落ちてこない状態を作ってから閉めます。
運転席から後方を確認する
デジタルインナーミラーやバックモニターがあっても、荷物を必要以上に高く積んでよいわけではありません。
後方の状況を確認できる状態を保ち、急ブレーキ時に荷物が2列目へ飛び込まないかも確認します。トヨタの取扱説明書でも、シートの上や付近に荷物を置くと、急ブレーキや旋回時に飛び出すおそれがあると警告されています。
帰りの荷崩れを防ぐために空きを残しておく
行きの荷室を隙間なく完成させすぎると、帰りに困ります。
キャンプ後のテントは、きれいに畳んでも空気を含みやすく、雨や結露で濡れれば収納袋へ戻しにくくなります。ゴミや買い物した物が増えることもあります。
そのため、行きの時点で次の余白を残しておきます。
- 柔らかいバッグ1個分の空間
- 濡れた物を分ける大きめの袋
- 帰りに固定用品を掛け直せる余裕
「行きに載ったから帰りも載る」とは限りません。帰りの方が雑になりやすいからこそ、最初から少し余白を作っておく方が現実的です。
ノアだから道具を増やしてよいわけではない
ノアは、家族4人のキャンプ道具を載せやすい車です。
だからこそ、「まだ載るから」と道具を増やしてしまうことがあります。我が家も、荷室に余裕があると、念のための道具をつい追加したくなります。
しかし、荷物が増えれば積み下ろしに時間がかかり、荷崩れしやすい高さまで積むことになります。
CAMPACKINGで大切にしているのは、広い車へ隙間なく詰め込むことではなく、家族が無理なく運べる量に整えることです。
まずは大きくて重い道具から見直したい方は、次の記事も参考にしてください。
- キャンプ道具をコンパクト化するなら何から買い替える?
- 冬キャンプ用マットをR値・収納サイズ・重さで比較
- DODバッグインベッドは100kgでも使える?
- Jackery 1500 NewとEcoFlow RIVER 2 Proを比較




まとめ|ノアの積載は最後の固定まで終えて完成
90系ノアは、3列目を左右とも跳ね上げれば、家族4人が乗ったままキャンプ道具を載せやすい車です。
ただ、荷室が広いからこそ、上へ積み重ねて荷崩れしやすくなることもあります。
我が家では、現在は次の順番で積んでいます。
- 荷物を重い物・長い物・柔らかい物・先に使う物へ分ける
- 重い収納ボックスやポータブル電源を低く、2列目側へ置く
- コットやテーブルを左右の空間へ沿わせる
- 寝袋や衣類で隙間を埋める
- エルフィールドを荷室奥の一番上へ横向きで載せる
- 現状は固定していないため、デッキフックと固定ベルトの導入を検討する
1〜5まで工夫しても、我が家の荷物は完全には安定しませんでした。ここが、積み方だけで解決しようとする限界だと感じています。
次のキャンプ前には、まず荷室へ載せた一番上の道具を手で揺らしてみてください。
ゴトッと動くようなら、載せ方を何度もやり直すだけでなく、車両の指定された固定場所を使える用品を検討してみてください。



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